四国村を訪ねて
こんばんは、くにっぽです。
今日はお天気も良かったので、地元の四国村に行ってきました。
身近なところって友達や身内が初めて遊びにきた時に、一緒に寄ったりするのですが、何度も行っていることもあり本当に久しぶりでした。
今の季節なら、「あじさいが見れるかも」と期待して行ってみたのですが期待外れ。今回は、まだ、つぼみも出ていない状態で・・・ずいぶん遅れているようでした。
かずら橋
徳島県祖谷地方は、四国の秘境と呼ばれ深い谷間を流れる急流が村の交通を分断していました。そこで、村人が山に自生している白口かずらを編んで、つり橋を作ることに成功しました。これによって困難を極めていた対岸との往来が容易になりました。
今残っているいるのは、1本だけで、3年目ごとにかけかえられる。日本三大奇矯の1つで、国の重要有形民俗文化財に指定されています。
この橋は、祖谷地方の技術保持者を招き、材料も本場のものを使って完成しています。四国村のこのかずら橋は、そんな祖谷地方のかずら橋のミニチュア版って感じです。
小豆島(しょうどしま)農村歌舞伎舞台
農村歌舞伎は、春秋の祭りに開かれた島での歌舞伎の舞台がこれでした。江戸時代、村人が仕事の合間に歌舞伎を演じたようです。すり鉢状の観客席は音響効果も抜群ということです。今はコンサートが時々開かれています。
砂糖しめ小屋
昔は牛が石臼を挽いていました。砂糖を作る工程も大変だったのがよくわかります。
丸い形の小屋は日本では珍しく、モダンな印象です。
カンカン石
この石はたたくと金属音で澄んだ音がするのでカンカン石と呼ばれています。
叩けるようにバチもついているので、私はここに来るといつも何回か鳴らして音色を確かめてから次に進みます。(笑)
季節によっては、桜・チューリップ・バラ・シャクナゲ・あじさい・スイセンなど
季節の花々が出迎えてくれるのですが、今回は調度その花と花のはざまというか、一旦途切れたときに行ったみたいでした。唯一この、バラだけが出迎えてくれました。
楮(こうぞ)蒸し小屋
こうして、和紙のできる工程を示しています。
暑かった今日は、この滝の水の流れる音が心地良かったです。
緑豊かな里山の斜面にある四国村。ゆっくり回わって、だいたい1時間ぐらいで回れると思います。珍しい茅葺(かやぶ)き屋根で昔の先人の知恵が詰まっている暮らしがそこにあったと思います。
今日は、そんなわが町の四国村をご紹介しました。まだまだ紹介しきれてない所もたくさんありますので、興味のある方は是非お越しください。
四国村から見えた景色
ここまで読んでいただきありがとうございました。