香川に住むことに決めた
こんばんは、くにっぽです。
今日は、香川に住むことに決めたことについて書きたいと思います。
私は大阪生まれの大阪育ち。夫は香川でした。その後、私の実家は三重県に引っ越しました。
私たちが新居を構えたのは大阪の豊中で、賃貸マンションに住んでいました。そこに、決めた理由は夫の職場に近いこと。自転車で30分の距離で通える場所にあったことでした。
よく夫と、将来、何処に住むかを話しました。
それぞれの実家のことを考えると、三重と香川の真ん中ら辺がいいのかな、と最初は思ったりしていました。
そして、住宅情報のチラシを見たり、モデルルームの見学に行ったりしていました。
私はモデルルーム見学するのは好きな方です。新しい部屋に見てくれのいい家具や調度品が並び、キッチンや水回りなどは、最新式の便利な作りになっています。
おしゃれで、余計なものがあまり置かれていないので、部屋も広く感じます。
そして、レイアウトなんかのヒントになったりするし、将来こんな部屋にしたいなとか、いろいろ想像を膨らませるのにのも役立ちます。
やんちゃだった娘は、そんな時、喜んでベッドで飛び跳ねたりするから、焦りました。キャンディーや風船をいただいて、少しおとなしくなりましたが(笑)
何軒かのモデルルームをみて思ったのが、「大阪のマンションは本当に値段が高い。」ということでした。
今の賃貸の3LDKで70㎡ 程の広さとあまり変わらないのに、3,500万円ほどしました。
「そんなに高いんやー。」しかも、
「今の賃貸と同じ広さでそれはないわ。」と、却下です。
「今の住んでいる賃貸よりは広いところがいい。80㎡ はせめて欲しいなぁ。」
そうすると、場所を大阪で捜すのは無理っぽく感じました。
大阪は便利かもしれないけれど、他の選択肢を探すのもありかもと思い始めたころ、
夫が実家に帰った時に、義理の弟と住宅の物件を見てきて気に入り、「今度の休みに妻を連れてきて、その時、手付金を払う。」と約束してきたのです。
夫は、私も気に入るはずと、勝手に思い込んでいました。
その後の、私の返事は「ノーです。」まず、その場所が海のすぐ傍であったこと。
・海の潮で家自体の傷みが早くなるのが嫌でした。
・災害が起こった時に、山や海のすぐ近くにいるのは恐怖です。
・小学校がそこから遠かった。
・駅からも距離があった。
以上の理由で断りました。夫は約束していたものですから当然、機嫌が悪くなり、喧嘩モードでした。でも、喧嘩をしてでもこれだけは譲れません。
大きな買い物でローンも組んで自分たちが残りの人生をそこで過ごそうというのですから、下手に妥協したくありませんでした。私の「絶対、そこは嫌」と言う強い態度に夫も諦め、断りの電話を入れていました。
今、つくづく
「よく断った!あの時、夫の言うとおりにしなくて良かった。」と思います。
あれから、駅からも近く、スーパーや病院も近くにあり、山や海も車で15分ほどで行ける場所に新築のマンションが建ち申し込むことができました。4LDKで角部屋でした。
屋島の山上から
今度は私も賛成しました。
私の家族や友達は、「遠いね。別に香川に引っ越さなくてもいいのに。よく考えた方がいいよ。」と言ってました。
私も少し、迷ったのですが、香川は自然も身近にあり、しかもマンション付近は道路も建物も田舎って感じでもなく、便利でした。
一番の理由は夫の生きがいを奪いたくなかったんです。定年退職した後も、元気にいてもらいたかったから。それを考えると香川しかありませんでした。
夫は若い頃、転勤が多く、実家から離れて生活してきました。趣味である釣りをする機会もあまり、ありませんでした。なので定年後は、瀬戸内の海で好きな釣りを存分に楽しめたら、いいなと思いました。
それと、夫は高齢の母への親孝行もしたかったんだろうと思いました。それに、身近に兄弟がいるのは元気のもとです。
娘にも香川の環境はいいのかなーと、漠然と思いました。
家を購入しても、夫が大阪に勤務している間は、別居生活を続け、夫が退職をしてから
やっと家族3人で生活できるようになりました。
そして、今こうして香川に来て17年ほどがあっという間に過ぎましたが、ここ香川が気に入っています。冬でも三重の実家よりは、暖かく災害も比較的少なく過ごしやすい。
まだ、あちこちに自然が残っていて、綺麗な場所もたくさんあります。
それと、うどんが安くて、美味しいです。美味しいうどん屋さんもたくさんあります。
大歩危にて
身近に屋島や栗林公園があったりといい場所です。
今では、すっかりお気に入りの住処になりました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。