パソコンと悪戦苦闘しながら毎日のあれこれ綴ります。

パソコン音痴主婦がブログ始めました。

今更ながら気づいたこと

こんにちは、くにっぽです。

 

毎日の生活の中で、身近な人のこと、長年よく分かっていたつもりのことが、「本当は違うかった」ってことありませんか?

 

私の場合、例えば母のこと。昔から母は、あまり肉を食べなかったなー。
いつも野菜を中心に食べてたし、あまり母は肉を好きではないと大人になるまで、ずっと思っていました。

 

そして、母の料理は大皿に盛るという感じだから、残りそうなものばかりを、もったいないと片付けるように食べてた印象があります。

 

お肉(鶏肉や豚肉)をステーキのように1人、1人に焼いてくれる時も、私の記憶では母の分はなかったように思います。

 

それが、何十年もしてから、本当は、から揚げや、ケンタッキー・フライド・チキンや焼肉なんかが大好きだったって知ったんです。母は、いつも自分の分を節約していたんですね。

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母が施設で過ごすようになった時、「お母さんと一緒に食べようと思って」って、コンビニでから揚げと自分用のおにぎりを買って訪ねると、「わぁー、買ってきてくれたん。嬉しいわー」って喜んでくれました。

 

たくさんは食べれません。2個食べて満足そうにしてくれます。母とから揚げ食べるのが楽しみでした。

 

 

昔、父が胃の手術をした後、脂っこいものがあまり食べれなくなってからは、家で天ぷら料理はあまりしなくなりました。トンカツやミンチカツやコロッケなどの揚げ物は子どもが好きなのでお肉屋さんで揚げたものが食卓に並んぶことはありましたが、母は、コロッケだったと思います。

 

家で魚料理は、イワシの甘辛煮は、父が骨ごと食べれる料理として覚えています。酒のあてのメザシや、さばや鮭や、サンマの比較的骨の取りやすい魚か、切り身が多かったです。

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私が、香川に引っ越して、母が遊びにきた時、尾頭付きのメバルや、グレ・さより・べろこ等の魚料理を出しました。母がその名前を知っていたのに驚きました。子どもの頃、食卓に上った魚ではなかったからです。

 

母は、別府で生まれ、また、国民宿舎で勤めた経験から瀬戸内の海の幸を知っていたのです。その時、初めて気づきました。だから、夫が釣ってきてくれた新鮮な魚料理を喜んでくれていたんだ。いろんな魚料理も大好きだったんだって。

 

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また、全然別の話としては、夫とのことでもあります。私は付き合っているとき、夫とは意外と趣味は合っているのかなーと思っていました。

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私は、釣りはしませんが、例えば読書とか、映画の好みとか、基本になる価値観とかが似ていると思っていたんです。

 

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でも、違いました。では、違うのになぜ合っていると思っていたのか?
それは、単に夫がずっと私に合わしてくれていただけって言うことなんですね。⤵

 

私は、自分が読んで良かったと思った本をよく夫に「読む?」って聞くと「読む」と言うから夫に貸していました。そして、意外と早く読み終えていました。

 

夫が映画もよく映画館で見たという話を聞いていたので、映画鑑賞の趣味も一緒じゃん ♪ と思っていました。

 

でも、夫は本を好んで読むのは、釣りの本ぐらいで。全く他の本を読まないわけじゃないけど、あまり読みません。それでも、私はいい本に出合うとつい、懲りずに勧めてしまいます。

 

すると、読むのは読むのですが、続けて読まないから、何カ月もかかる。私なら1~3日で読み終える本がです。読むの辞めたのかな?と思ったらそうでもないらしい(笑)

 

映画も嫌いではないけどあまり見ません。夫曰く「映画とかは、時間が長いなー」夫にしたらその時間が勿体ないらしいのです。彼なりの優先順位からすると、それ以外にしたいこと、または、しないといけない事があるんです。

 

身近に暮らしてきた人の、それまでよく知っている、理解していると思っていたことが、意外と自分の独りよがりで本心を理解できていなかったんだねーと思いました。
そして、そのどれもが、相手のことを考えて行動していてくれたことなんだーと、今更ながら気づいた感じです。(気づくの遅ーって感じですが・・・)

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。