パソコンと悪戦苦闘しながら毎日のあれこれ綴ります。

パソコン音痴主婦がブログ始めました。

子どもの学校生活で

こんばんは、くにっぽです。

 

雨が降ったり、やんだりと今日は、すっきりしない空もようですね。

 

 

何を書こうかなーと、いつも悩んじゃうんですが、子どものことで、気がかりに思ったこと。

 

 

集団生活を始めようとしたとき、親として私が気をつけたことというか、ちょっと愚痴っぽくなるので嫌な人はスルーでお願いします。

 

 

子どもが親と一緒に過ごしているときはいいのですが、幼稚園、小学校に行き出すと親の目を離れ子どもの世界になります。

 

 

仲間外れや、いじめや、けんかなどその頃、いろいろニュースで取り上げられることもあり、集団生活の中で学ぶことが多い反面、不安要素は、やはりありました。

 

 

そこで、私は子どもの好きな、スポーツにかかわらせようとしました。精神面で強い子にしたかったのです。それと、本人が動くことが大好きな活発性があったこともスポーツクラブに入れた理由でした。

 

 

ひとつには、仮に学校でいじめられるようなことになっても、スポーツクラブで親しい仲間ができれば、耐えられる。人は、自分のことを理解してくれる友達がいれば頑張れると、思ったのです。

 

 

兄弟がいない分、娘は、小さい頃から友達を大事に思っていたようでした。友達と遊ぶのが大好きな子になっていましたから。だから、友達から「遊ぼう」と声をかけられたら、まず断ることをしない子でした。

 

 

スポーツクラブは休むことなく通いました。体を動かすのが好きだったことと、いろいろできないことができるようになるのが嬉しかったみたいで、他の習い事は続かなかったけれど、これだけはずっと、長く続けました。

 

 

小学生の時に今でも忘れられないことが2つあります。

 

1つは、突然、先生から、家に電話があり、

 

「娘が男の子に手を挙げた。男の子は親にも叩かれたことのない子だからびっくりしたのでしょう。お母さんは、娘さんに手を挙げることはありますか?」と聞かれました。

 

 

突然だったので,

 

「悪いことをしたとき、おしりをたたくことはあります。」と答えると、「そういうことをされると、真似をして友達を叩くことになります。」と言われました。

 

 

男の子の母親が「うちの子が叩かれた。」と学校に電話してきたそうです。それで、担任から家に電話がきました。

 

 

私は、この先生の話を聞いて、チョット、違うと思いました。娘はあまり話さなかったようです。最初に娘が悪いと決めつけられたような言い方で話されたら、そら、話せないですよね。

 

 

娘も悪かったのでしょう。でもなぜ、そういうことが起こったのか、何が原因だったのかも聞かないで、一方だけの話を聞き、娘だけを叱る。まして、あちらは親が出てきてたから、強く出てくる親の言い分だけに応えようとする。

 

 

「うちの子は親も叩いたことがないのに、女の子が叩いた。」と・・・

 

 

ただ、この時点で私はことの成り行きを聞いていないので、

 

 

「先生もその様子を見られてたわけではないんですね。私も、娘に話を聞いて、娘が悪ければ相手先へ謝罪したいと思います。」

 

 

「それは、結構です。私の方で先方に話しておきますので、お母さんは娘さんに今後、手を挙げることのないようにしてください。」と言われました。まるで、娘が一方的に悪いように。

 

 

私は、この先生にも、相手の親にも言いたいことはいっぱいありました。でも、娘を学校という場所に人質に取られているようなものだから、余計なことは言うまい。仮に言ったところで、この年齢の大人は変わらない。

 

 

それよりも、娘をフォローすることにしました。それが、良かったかは分かりませんが、もう、あの人たちに言っても無駄のように思えました。

 

 

娘を、抱っこして声をかけました。
「〇〇、絶対に怒らないから、何があったか、正直に教えてちょうだい。子どもだもの。間違えたりすることもあるからね。何があったの。」

 

娘はボツボツ語り始めました。
「Y君が、一緒の掃除当番なのに、掃除しなくてほうきを振り回して遊んでばかりいるから、掃除して!って言った。そしたら、ほうきで叩かれた。だから、押したらしりもちを着いて泣き出した。そして、先生を呼びに行った。」

 

「先生はなんて言ったの?」

 

「叩いたらダメでしょ。」って、〇〇だけ怒られた。

 

娘はそのあとは、先生には何も話さなかったようです。

 

こんな小さいのに、一方的に大人から理由も確かめられず先生に叱られたんだ。

 

「そうだったんだ。〇〇は、先生にそんなふうに言われてよく泣かなかったね。元々はY君が掃除しなかったし、〇〇を叩いたんだからY君の方が悪いね。でも、だからって◯◯もY君を叩いたらいけないんだよ。

 

そういう時は、すぐ先生に言いに行こうね。

 

〇〇が、強い子だって分かってる。そして、弱いものいじめもしない。でも今回みたいなことにならないよう、どんな時も人を叩かないようにしようね。

 

 

それと今後は、例えば叩くっていうときじゃなくて、『ねえねえ。』とタッチのつもりで叩いたとしても、人によっては受け取り方がいろいろだから、そんな場合でも嫌いな相手だと叩かれたと言われる。難しいけどこれからは気をつけようね。

 

いつも〇〇の味方だよ。」

 

 

そう言って娘を抱きしめました。

 

 

もう1つは、娘が2年生の時です。

 

突然、仲の良かったお母さんから「〇〇ちゃんが、廊下に立たされてたよ。」と聞きました。詳しく聞いてみると、朝礼の時に男の子の腕が青く内出血を起こしているように見えて先生がその子に聞くと「〇〇にやられた。」と言ったらしいのです。

 

そこで、先生は、急きょ一時間目の授業を変更し、道徳の時間に切り替え、娘を1人だけ一時間立たせて、人を傷つけたらいけないという授業をしたらしいのです。

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それを聞いたのは、そんなことがあった二日後ぐらいでした。その時にも、担任から連絡はなく、一方的に娘が怒られたと言います。


娘にそのことを聞いたとき、一緒に登校しているクラスの違うNちゃんのランドセルを振り回してNちゃんが泣きそうになってたから、「やめろ!」って、その男の子をやめさせようとその子の手をつかんでやめさせたと。

 

 

娘は力が強かったのと、その時はどうもなってなかったけれど、時間が経って男の子の腕が青くなってきたようでした。その時に、先生に責められて、娘は何一つ言い訳しなかったそうです。

 

 

娘は私との約束は守っていたのです。叩いたりは、していないのです。やめさせようと、腕をつかんだだけでした。一時間目の授業で一人だけ悪いことをしたとして、罰として立たされたのです。

 

 

もう、悔しくてたまりませんでした。1年の時といい、2年の時といい、娘はこんな先生ばかりに当たっている。そして、娘は何一つ言い訳していません。娘は先生に強く言われると話せなくなるのです。

 

 

私が、状況を説明したところで、娘が嘘を言ってると言われるでしょう。また、親の知らないところでいじめられても困ります。

 

 

ただ、そんなことがあったことも、「親に報告しないのはおかしいと、今度からは、そういうことはすぐに連絡してください。」とだけ担任に言いました。1人息子を心配して病院に連れて行ったと聞いたので、菓子折りをもって謝りにも行きました。

 

 

だけど、娘には叱りませんでした。

 

 

そんなこともあり、2年生半ばで、香川に引っ越して良かったと思いました。こちらの学校では先生たちが本当に子どものことを考えて接してくださっていました。娘もすぐ馴染み先生も友達も大好きになっていました。

 

 

先生によってこんなにも変わるんだと思いました。モンスターペアレンツと言われる親も増え、先生たちの仕事も増え、本当に頭の下がる思いの先生もたくさんいらっしゃいます。いろんな子がいて、一人一人に気を配るのも大変です。

 

 

ただ、なぜそんなことが起きたのか、一方の声だけを聞くことのないよう、大人と話すことが苦手な子もいるのです。

 

 

せめて、そんな子どもの気持ちに少しでも、寄り添える親でありたいと思いました。

 

 

親ばかかもしれません。でもあの頃のぐっと飲み込んだ私の愚痴を吐き出してしまいました。

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ここまで読んでいただきありがとうございました。