おばちゃまは飛び入りスパイを読んで
こんにちは、くにっぽです。
今日も我がブログにお越しいただきありがとうございます。
ちょっと間があいてしまいましたねー(^^;)
だめだよ、あんまりさぼっちゃ。
はい、ごめんなさい。
さて、今日は久しぶりに読んだ本のことを書いてみたいと思います。
目次
おばちゃまは飛び入りスパイ
おばちゃまは飛び入りスパイ (集英社文庫―ミセス・ポリファックス・シリーズ)
- 作者: ドロシーギルマン,柳沢由実子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1988/12/15
- メディア: 文庫
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この本を知ったきっかけは
La vie en rose の luna さん(id : luna117)のブログでした。
2019-02-08
こんなおばちゃまになれたなら、あんなしごともしてみたい。
その中で、ミセス ポリファックスシリーズのことが書かれていました。
早速、本を手に入れ興味を持って読み出しました。
luna さん、ありがとうございます。とても面白かったです。
ミセス ・ポリファックスはどんな人?
私が一番興味を持ったのは主人公のミセス・ポリファックスのこと。
年齢は60歳ぐらいのシニア世代でそのおばちゃまがスパイになるって??
私のスパイの印象と言えば代表的なものは007
それ以外でも洋画で見てきたスパイものは
- スパイとは頭脳明晰でないといけない。
- 運動神経も抜群でいろんな武術にも優れていないといけない。
- スパイ七つ道具を持っていて使いこなせないといけない。
- 人並外れた様々な特技がないといけない。
- 失敗は許されない。失敗は死を意味する。
- 洞察力が無くてはいけない。
これだけのことが備わった人がなせる職業だと私は思っていた。
これだけで、もう難し過ぎです。
なのになのに、大丈夫なんだろうか?
運動神経は到底、若い人には及ばない。
第一テレビで見ていたようなスリルだらけだし、めっちゃあぶないから
まぁ小説だと言ってしまえばそれまでだがやっぱり気になる。
このおばちゃまはどんな考えからスパイになりたかったのだろう?
話はちょっと脱線するが私がなりたかったのは絵描きか小説家だった。
私が幼い頃なりたかったのは
私は小学生になったばかりのころ絵描きか小説家になりたいと思ってた。絵が特別上手だったわけでもないし、小説を書いた訳でもない。ただ空想が好きだった。勝手にこんな風だったらとか考えるのが面白かった。
小学生で読んだ「赤毛のアン」は大好きになった。
絵本や小説はその人物の立場に立って頭の中で疑似体験ができたりする。そんないろんな体験が面白かったんだと思う。本の魅力の一つがそれだと思う。自分なりに自分の好きなように想像を膨らませることができる。
今まで知らなかった世界を見たり感じたり、年代さえも超えていける面白さがある。
さあ今回は、そんな本の魅力をおばちゃまが教えてくれそう。
スパイになりたい
おばちゃまは、私なら絶対に選ばないスパイになりたいという。
私がさっき書いたスパイの印象は映画でのことで、ちょっとカッコよさがある。
でも実際にはロシアや北朝鮮なんかの諜報員 (ちょうほういん) 、工作員、情報機関員など、スパイのことをこのように呼んだりするが、その印象はとても怖い感じがする。
どちらにせよ、命がかかっている危ない仕事に変わりはない。
そんなおばちゃまのこれから起こる状況にドキドキにしながら読み進めてみよう。
おばちゃまはどういう経路でスパイになれた?
CIA に直接出向きスパイになりたいと言ったところ一笑されたけれど、チョットした人間違いや偶然からスパイになることができてしまう。
それまで夫を亡くし子どもも手が離れ一人暮らしをしていたおばちゃまは、ボランティアやガーデニングをしたりして過ごしていたがそのうちそんな日常がつまらなく思え鬱になってしまう。
医者から、昔からやってみたいと思ったことはなかったか?と聞かれスパイになりたかったことを思い出す。
そして、それがどんどん現実化していくに従っておばちゃまが生き生きしだす。
私がこの本を読む前に思っていたのは
- シニアのおばちゃまがどれほどのことができるのだろうか?
- 意外と補佐役ばかりで危ない目に合うことは回避できるんじゃないか?
そんなことを思いながら主人公を分析すると
- 好奇心がいっぱいでお人好し、性格はとても明るくオシャレである。
- どんな困難な状況になっても諦めない。物事をいつもいい方に考える楽天家。
- 年を重ねてきた分思慮深い。
- 意外と勇気があり度胸が座っている。
例えば仮に私なら
- 大事な場面での合言葉を忘れずに、間違えずメモを見ずにいえるのか?
- 見知らぬ外国で場所を迷わず行動できるのか?方向音痴のなのでまず無理
- 突発的な事態にも冷静に物事をとらえることが出来るのか?
- 敵に捕まった時自分を身失うことなく対応できるのか?
この元気なおばちゃまが初めてのスパイとして任務を全うできるまでが十分楽しめる内容になっていました。
何歳になっても好奇心は大切です。
日本も高齢化に向かい、でもそんな中でも元気に活躍されてるご高齢の方がたくさんおられます。
いろんなことに興味や関心を持ちやりたいことを見つけた、このおばちゃまのように楽しみながら人生を過ごせたら素敵ですね(^^)
今日は最近読んだ「おばちゃまは飛び入りスパイ」について書いてみました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。