パソコンと悪戦苦闘しながら毎日のあれこれ綴ります。

パソコン音痴主婦がブログ始めました。

麻酔が効いてないんですが・・・

こんばんは、くにっぽです。

 

今日は何書こうかなって、考えてたら、

ふと思い出しました。

私の手術での出来事を。

 

私、結婚した途端から結核性胸膜炎で

1ヶ月入院したり

 

その2年後は虫垂炎で手術して、

 

8年後に卵巣のう腫・子宮筋腫でも手術して

 

それから2年後又、肺炎で入院したりと

結構、夫に迷惑かけてきてます(^^;

 

そんな私に忘れられない出来事が起こりました。虫垂炎(盲腸)になったときのことです。

 

子どもがまだ2歳になったばかりの頃に、

私は虫垂炎で手術をすることになりました。

母を呼び寄せて、娘の世話を頼みながら

手術に向かいました。

 

 f:id:kumato117:20180329230619j:plain

 

始めに部分麻酔を注射されました。

何分後かに先生が

 

「これは痛くないですか?」

といって局部をつねりました。

 

私  「痛いです。」

 

先生  「あれ、麻酔、効いてないのかな?」

 

その時私は、もう一度、注射を打ち直すか、

効くまでの時間をもう少しとってくれるのかと思いました。

 

そう、私がそんなふうに考えてる最中に

とんでもないことが起こったんです。

 

「痛っ」

 

えー、嘘 !

 

今、「効いてないのか」って言ったよね。

 

えー、なんでー

効いてないの分かってて、始めるの?

 

頭の中はパニックで、心の中で叫んでました。

 

それからは、恐怖の麻酔なしの手術が否応なしに行われました。

 

さすがに、「ぎゃー」とか「たすけてー」

とは叫びませんでした💦

 

ただ、「痛い、痛たたっ」って無意識に声が出るんですよね。

 

逃げ出したいのはヤマヤマだけど、

この状態では逃げるに逃げれない。

 

私は、痛すぎて気を失わないかと期待したんですが、無理でした。

ハッキリとした意識の中で開腹手術が行われていきました。

 

そんな時って、自分の意識とは別に身体が跳ねるんですよ。ビクッ、ビクッって。

始めにお腹の表面にメスを入れられ、そして腸を引っ張りだされ、腸を切られて、縫われ、中に戻されて又、縫われる。

 

切られる痛みだけでなく、腸をいじられる時の痛苦しい感じは、とても気分の悪いものでした。

 

手術が終わり、手術台からストレッチャーに移る時に

看護師さん達が担ごうとしたんですが、

 

「大丈夫です、動けます。」

と、自分で移動する私に

 

「本当に、麻酔効いてなかったんだね。」

って改めて驚いていました。

 

心の中で

『だから、効いてないって。私のあの声と飛び跳ね方見てたら分かるのに』

本当、ひどいめにあったと思いました。

 

なのに先生は、ひとつも悪びれることなく

「あんまり痛そうだから、大急ぎで手術をしたよ。40分で終わったからね。」

って、自慢げに、如何にも大急ぎでしてあげたよと、言わんばかり。

 

その後、本来なら最低でも5日入院と言われたけれど、幼い娘が泣いて大変という事で

私は3日だけの入院で、後は毎日通院という形を取りました。

 

大変な経験をしたと思いましたが、そんな中でも、確かに酷い先生だったよな。

ただ、私の身体が麻酔が効きにくい身体なんだと思い、半分はしょうがなかったのかなぁー

なんて思っていました。

 

ところが、8年後

 

運悪く又、卵巣のう腫と子宮筋腫の手術をすることになりました。その時の先生から、

「全身麻酔になります。」って聞いた時

 

「先生、私、麻酔が効きにくい身体なんだと思います。歯医者の麻酔はよく効くんですが、以前した虫垂炎の手術では麻酔が全然効かなかったんです。」と言ったところ

 

「ああ、それは、単に注射の仕方が下手だったんでしょ。」と、あっさり言われました。

 

⁇⁇⁇ えー、えー、そうなん?

もう、びっくりでした。

 

この先生が言われたように、

麻酔は今回ちゃんと問題なく効きました。

 

あんなに痛い思いして、前の先生からは、

当たり前のように処理されていたのに。

 

ホントになかなか経験できないことを経験できました。したくなかったけど(^^;

 

勿論、お産の時も麻酔はないし、私の場合、

赤ちゃんが大きかったので、先生が

「結構切るよー」とか言って、かなり

切られたり、又、縫ったりされました。

 

その時は先にお産の痛みが既にあったし、その後の赤ちゃん誕生があって、そんな喜びと、

嬉しさで、痛みも少し忘れるんですよね。

 

 

そんな、8年後に判明した真実にちょっと

ショックでした。

 

病院もいろいろあるし、先生もいろんな先生がいるので、手術をするような入院の場合、事前にしっかりと調べたいものですね。

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。